ドールボディ制作 完成度60%
前の記事に書いた荒削りのシリコン型が出来たのでキャストしました
ぱっと見は前回とかわらないです。形をかえたわけではなく材質をねんどからレジンに変更しただけ
旋盤などの大きい作業機械がないのでメーカー製ドールのようにちゃちゃっとヒモ通し用の穴が開けられません。
どうすれば中空成形できるか、モナカ割りはプラモデルっぽくなっちゃうのでしたくありません。
あくまで最小構成の一体成形で中空構造。。
ソフビ工法のように遠心力でレジンを型の外側にくっつけるのは泡立ちや厚みの不均衡がありナンセンスです
そこで考えたのがパラフィンを使った融点の違いによる内型成形!
さすが理系、自分の機転のよさに脱帽です
手頃な缶がなかったのでいそいでコンポタをつくったら鍋に焦げ付きました
そんなことはどうでもいいので空き缶にロウを入れて溶かしていきます。
→内型をつくりました
→シリコン型にはめて上からレジンを流し込みました
→うまくいくと思ってなかったので写真とりませんでした
レジンが硬化してパラフィンの内型が入った状態のボディを鍋で煮込みます
中身が溶けてきたら火を止めて冷却します
すると・・・
ボディ内部にあったパラフィンが水の上に浮いてボディが中空になりました!
パラフィンが残っていると作業に支障がでるので何度か繰り返して除去していきます
そうして完成した中空ボディ、もうゴム紐も通せます。
型取りした手足パーツをつけていきます。
レジンになったのでヒートン(ネジ)つけてゴムテンションで引っ張られても壊れません。
すわりっこさせてみました
予定通り!
ちなみにSカンをつけた手足は・・・
こんなかんじ!
まーまだこれから細かいディテールを作っていかないといけません
おしりの割れ目とかびーちくとか!w
予定表
5月 原型完成
6月 販売分複製
7月 試験勉強・本番
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